興行会社であるTOHOシネマズでは、お客様と接する劇場勤務のスタッフと、それを影で支える本社勤務のスタッフがおり、さまざまな役割で「興行」を支えています。全員に共通するのは、「お客様のGOOD MEMORIESのために」というTOHOシネマズの理念。すべてのお客様に楽しい時間をすごしていただくために、それぞれがプロフェッショナルとして仕事をしています。
お客様のGOOD MEMORIESのために
劇場の仕事
劇場で勤務している社員は、各担当セクションを管理する「マネージャー」、支配人補佐として、全セクションを統率する「副支配人」、劇場責任者である「支配人」という階層に分かれ、各々の職務を全うすることで、チームとして機能しています。
マネージャー
劇場運営の現場に立ち、ボックス(チケット販売、インフォメーション業務)、フロア(館内案内、宣伝素材管理、清掃)、コンセッション(飲食)、ストア(パンフレット、グッズ販売)の各セクションを管理する責任者。仕入や売上、在庫などの販売管理から、サービス向上や販売促進まで幅広く担当する。また、アルバイト・パートスタッフの教育や業務指導などの人材マネジメントも重要な役割の一つ。セクションを構成するさまざまな年齢のスタッフを統率する、高いコミュニケーション能力とリーダーシップが求められる。
副支配人
劇場の総責任者である支配人のもとで、幅広い業務をサポートしながら、支配人不在時は劇場の代表としてあらゆることに対応する。支配人が目指す劇場のコンセプトや運営方針を理解し、マネージャーをはじめとした劇場スタッフ全員と意思の疎通を図り、チケット販売、接客誘導、飲食・物販など全セクションを統括する現場のリーダーとして、劇場が提供するすべてのサービスの運営をマネジメントする。とくに、アルバイト・パートスタッフの採用・教育・指導などの人事管理能力面で高いスキルが求められる。こうした経験やスキルを身につけ、支配人としてのキャリアを拓いていく。
支配人
劇場全体の総責任者として、集客や利益向上を目指す。人・モノ・金・情報をトータルに管理しながら、劇場運営全般の舵を取る任務は、まさしく経営者そのもの。とくに、アルバイト・パートスタッフを中心とした100名もの従業員を統べる責任は重く、社員教育の実施や働きやすい職場づくりは、従業員満足を高め、仕事へのモチベーションをアップさせる重要な業務のひとつ。2,000人もの観客を収容する劇場内の安全管理を第一優先に、あらゆる事に責任を負い、冷静に、的確に対応する能力が求められる。
本部の仕事
映画館の運営は数多くの社員が協力し合って成り立っています。
劇場からは見えない、裏方の仕事の一部をご紹介します。