全国約70ヶ所以上の映画館を運営しているからこそ、「映画館」の持つ新たな可能性を模索することに妥協しません。
このページでは、映画界におけるTOHOシネマズの位置づけや、そこで展開する様々なビジネス、またGOOD MEMORIESをつくるために挑戦してきた歴史を紹介します。
TOHOシネマズは、映画の上映を行う「興行」を担っています。
TOHOシネマズは、映画の上映を行う「興行」を担っています。
映画がお客様に届くまでには、大きく分けて「製作」「配給」「興行」の3つの仕事があります。TOHOシネマズが担っているのは、映画館を運営して上映を行う「興行」の仕事。いわゆるエンターテインメント業界のイメージとは少し違うかもしれません。「映画が好き」という人以上に、「映画館という非日常な空間が好き」「映画を観るために最高の空間を作りたい」という人に向いています。
映画製作会社
(メーカー)
映画ビジネスの仕組みは、映画の企画から始まります。主演者のキャスティング、撮影、演出、編集を行い映画を作る会社がTOHOスタジオ(株)などの[映画製作会社]。一般の物流で言えばメーカーに当たります。
配給会社
(卸売)
映画製作会社が作った映画を上映する権利を買い取り、映画館での上映に向けた宣伝や営業を行う会社が[配給会社]。一般の物流で言えば卸売業に当たります。
興行会社
(小売)
配給会社と映画館で上映する契約を行い、入場者数などに応じた契約料を配給会社に支払い、上映を行うのが[興行会社]。一般の物流で言えば小売業に当たります。TOHOシネマズ(株)は日本最大級の興行会社です。
映画館はもはや映画を上映するだけの場所ではありません。音楽ライブや舞台を中継するライブビューイング、応援上映など、さまざまな映像を上映することができます。共通するのは、人が集まり、コミュニティが生まれる場所だということ。そんな特性を活かし、グッズ販売やSNSを活用した広報、外部企業とも連携し、多様なビジネスが生まれています。人の集まる場所を作り、その場所で何ができるか考える。そんなビジネスに興味のある人を歓迎します。
ライブビューイング、
応援上映などの特別上映
ライブビューイング、応援上映、試写会、舞台挨拶など、映画館という場所を使い、映画の上映だけでない特別な体験をいただけるような企画・上映を行っています。
フィルム上映からデジタル上映に変わったことで、映画以外の上映もできるようになり、「宝塚歌劇」をはじめとした舞台の中継や、様々なアーティストの音楽ライブの中継、過去は限られた人数しかリアルタイムで見ることのできなかった映画作品の「舞台挨拶」の中継などを全国の映画館でできることで、より多くのファンが同じ空間で、同じ時間を過ごせる機会が増えています。
映画館は映画を鑑賞していただく場所としてだけではなく、年間を通じて多種多様なお客様が集う魅力的な広告媒体としての一面も持ち、その特性を事業に生かしています。
映画館の閉ざされた空間という環境だからこそ、いつもよりも集中して広告を視聴していただけるだけではなく、巨大スクリーンと最高の音響によりメッセージが増幅され、お客様の記憶に色濃く残ります。
また、日常の中にある非日常の体験空間として映画館に足を運ばれるため、サンプリングや館内でのデモンストレーションにつなげることで、実店舗やWebサイトへの誘引、商品体験など様々な行動につながるプロモーション施策ができ、様々な企業の方からのご依頼を基に実践しています。
GOOD
MEMORIESを
作るために
~挑戦の歴史~
TOHOシネマズは、創業以来、時代ごとの最先端を取り入れながらさまざまなものを生み出してきました。私たちがGOOD MEMORIESをつくるために何をしてきたのか、その挑戦の歴史を紹介します。
1997
ヴァージン・シネマズ・ジャパン(株)設立
TOHOシネマズの前身である外資系会社
1999
1号館である
ヴァージンシネマズ
トリアス久山をオープン
2002
インターネット
チケット販売“vit®”を開始
インターネット上でチケットの
購入・支払いまでができる便利なチケット販売システム
2003
東宝(株)がヴァージン・
シネマズ・ジャパン(株)の
全株式取得を発表
社名をTOHOシネマズ(株)に変更
東宝グループの傘下に入る
2005
20館
2005
世界初デジタルシネマ
共同トライアル
「4K PURE CINEMA」開始
ハリウッドで制作された最新の映画をデジタルデータのままネットワークを使って国内の劇場に配信し、それをプロジェクタで上映するもの
2006
”映画館初”FIFA
ワールドカップ
パブリック
ビューイングを開催
2007
フリーペーパー
「TOHO
シネマズ
マガジン」創刊
”日本初”の宝塚歌劇ライブ中継
”業界初の取組”六本木ヒルズ他14劇場にて
グリーン電力を利用して映画を上映
2008
東宝(株)の
100%子会4社
を
TOHOシネマズ(株)
に統合
東宝東日本興行(株)・中部東宝(株)・
東宝関西興行(株)・九州東宝(株)の4社
日本国内初のデジタル3D映画を公開
2008
東宝(株)の
100%子会4社
を
TOHOシネマズ(株)
に統合
東宝東日本興行(株)・中部東宝(株)・
東宝関西興行(株)・九州東宝(株)の4社
日本国内初のデジタル3D
映画を公開
2009
デジタルシネマ機器
本格導入を発表
TOHOシネマズ初“紙兎ロペ”の
幕間上映を開始
”TOHOシネマズ
独自のサービス”
「ママズクラブシアター®」が
「マザーズセレクション大賞2009」受賞
2003年に赤ちゃんと一緒に楽しむ日本初の
「ママズクラブシアター®」を開始
※2022年11月24日から
「ベイビークラブシアター」に名称を変更しました
2010
48館
2011
自動券売機&ムビチケ導入
2012
第1回 日本HRチャレンジ大賞 奨励賞受賞
障がい者雇用への取り組みや、それによって社内外に与える影響に関するレポートが奨励賞に選ばれた。
2013
独自規格ラージスクリーン
「TCX」
日本初のシネマ音響
「ドルビーアトモス」を導入
2014
auマンデイサービス開始
KDDIと提携。
毎週月曜日に映画がお得に観られるサービス。
2015
58館
2015
アトラクション型
4Dシアター
「MediaMation MX4D®」導入
次世代サウンドシステム対応の「IMAX®」
を導入
2016
映画業界初
インターネット決済で
Apple Payを開始
2019
3面マルチシアター
「ScreenX」を
TOHOシネマズ
熊本サクラマチ
に導入
TOHOシネマズ新宿の「IMAX®」を
「IMAX®レーザー」にリニューアル
2020
66館
2020
LOVE PSYCHEDELICOの
NAOKI氏によるプレミアム
シアター、轟音シアターの
音響監修
※熊本サクラマチを除く
コロナ禍における新しい応援上映として
「超・応援上映」を池袋で実施。
お手持ちのスマートフォン・PCから「応援コメント」を入力するとそのコメントが劇場の巨大スクリーンに流れるといった新しい応援上映のスタイルに挑戦。
2022
映画業界初のYogibo
(ヨギボー)シートの導入
2023
69館
未来へ
これからもTOHOシネマズは
GOOD MEMORIESをつくるための
挑戦を続けます