私たちのビジネスは、劇場にお越しいただいたお客様が、その時間その空間を味わうことでサティスファクション(満足)を覚え、良い思い出づくりができるような、次回にもつながるサービスを提供することです。だからこそ私たちは働くなかでさまざまなシーンに出会います。ここではTOHOシネマズの社員たちが出会ったお客様、それにまつわるGOOD MEMORIESなエピソードをご紹介します。映画のワンシーンを見るようにご覧ください!
GOOD MEMORIES
ちびっこコレクター
『映画ドラえもん』の入場者プレゼントを集めているお子様が、持っているコレクションを見せてくれました。これはいつ鑑賞したときに貰ったもので…と、楽しそうに説明してくれて、本当に何度も鑑賞していたことに驚きました。一つひとつのマスコットから、思い出が日記のように飛び出してきて、私が手渡したことも覚えていてくれて、思い出の1ページを作ったような気持ちになり感動しました。
Next Memories :「孫と一緒にアクション映画!」
孫と一緒にアクション映画!
「孫と初めて一緒に映画を観るんですけどオススメあるかしら?」普段あまり映画を観ないというお客様。お客様もお孫さんも「アクション映画が好き」とお伺いし、ご提案。後日お客様より、「二人でハラハラ、ドキドキできてとても楽しかった。二人で映画を観る楽しみが増えた。」とご感想をいただき、私も温かい気持ちになりました。
Next Memories :「落とし物は思い出」
落とし物は思い出
「お客様、ハンカチ落とされましたよ」とお声がけをした女性のお客様から、「このハンカチ、娘からもらった大切な物なの、気付いてくれてありがとう」とのお言葉をいただきました。年間膨大な数の落とし物がある映画館ですが、落とし物にもそれぞれの大切な想い出があることを実感させられるエピソードでした。
Next Memories :「言葉より大切なもの」
言葉より大切なもの
アメリカから日本に旅行で来て映画館に立ち寄ったお客様に英語で質問され、正直理解できず、知っている単語を繋げてギリギリ聞きたい事を理解したものの、今度は英語が話せない…。ジェスチャーを駆使し何とかご案内まで完了。すると、お帰りの際にたまたまお会いし、笑顔でがっちり握手されました(笑)。 映画がよほど楽しかったんだなという事、また国境は関係ないんだなという事を実感しました。
Next Memories :「お父さんも一緒に!」
お父さんも一緒に!
スタンディ(映画の宣伝素材)で撮影されているご家族がいらっしゃって、お父さんが撮影されておりました。しかし、思い出にお父さんもご一緒に写真に入ってもらいたく、撮影をさせていただきました。これがお客様の良い思い出になったのかを確かめる術はありませんが、私たちが日常的に働いているこの空間は、お客様にとっては「特別な空間」であることを意識し、思い出作りのお手伝いをしています。
Next Memories :「握りしめたチケット」
握りしめたチケット
入場ゲートで出会った小さな女の子は、チケットが皺くちゃになる程に強く握りしめ、不安げな様子でした。緊張したままスクリーンの中に消えていく小さな後ろ姿を心配していましたが、鑑賞後は別人のように笑顔!「楽しかったよ!また来るね!」と、わざわざ私のところまで走って言いに来てくれた姿に癒されました。
Next Memories :「映画には欠かせない・・・」
映画には欠かせない・・・
飲食売店カウンター内で現場のチェックを行っていたら、とあるレジに20代の女性2人組が並ばれました。何気なく会話が聞こえてきて、「TOHOシネマズのポップコーンめっちゃおいしいよね!」と仰っていました。映画だけではなくポップコーンにも「GOOD MEMORIES」はあるんだと感じた瞬間でした。
Next Memories :「笑顔のVサイン」
笑顔のVサイン
チケット購入の操作方法がわからないというご年配の方からお声掛けをいただき、一緒に操作をしました。一度ではわからないということで何度も練習をして理解していただけました。後日、そのお客様がお友達と来館された際、お友達に機械操作を教えていました。私と目が合い、笑顔でVサインを作られた姿を今でも覚えています。
Next Memories :「見つけられて良かった」
見つけられて良かった
幕間に、探しもので困っているお客様を、スタッフ数名とお手伝いしました。探されていたのはお子様の補聴器の電池で、お帰りの際には、ゲートまで出会うスタッフ全員に「ありがとうございます」「ありがとうございます」と言ってくださいました。見つけられて本当に良かったです。
Next Memories :「ポップコーン大作戦」
ポップコーン大作戦
初めて映画館に来たらしい女の子が、上映前にポップコーンをこぼしてしまいました。ロビーで大泣きする様子を見て、すぐに新しいポップコーンを渡して映画を観てもらいました。上映終了後、たまたまロビーにいた私に女の子が「ありがとう」と笑顔で言いに来てくれました。映画館を好きになってくれたかなと思っています。
Next Memories :「小学生100名様、お越しです!」
「小学生100名様、お越しです!」
学童保育の小学生100名規模の団体鑑賞。誘導案内と「おしゃべりしない」「走らない」などのアナウンスを行いました。実は引率の先生たちも不安な中での来館だったそうで、「丁寧な案内とアナウンスも先生が言っても聞かない部分があるので大変助かりました、今後は安心できるこちらの映画館に必ず来ます」と言われ、先生たちの安心と子供たちにも楽しいひと時を届けられたと少し誇らしく思えました。
Next Memories :「映画館に来る理由」
映画館に来る理由
突然、お客様から公開予定の映画について声を掛けられしばらくお話をしました。去り際に、「付き合ってくれてありがとうね。映画公開したらまた来るわね。」と笑顔でおっしゃっていただいた時、映画を観に来るだけの場所ではなく、ただ立ち寄るお客様もいるんだ、ということを実感するとともに、ちょっとした会話から映画館に来てくださるきっかけになるんだなと新たなやりがいになっています。
Next Memories :「特訓の成果は・・・!?」
特訓の成果は・・・!?
手話でコミュニケーションをとるお客様が来館された際、チケット販売に時間がかかりご迷惑をおかけした事がありました。次回こそは!と従業員同士で手話の勉強が始まりました。次に来館されたときに、練習の成果を発揮すると大きな笑顔と共に手話で「ありがとう」と返事が。意思の疎通ができることでお互いの気持ちが晴れ、とても心に残る瞬間でした。
Next Memories :「やっぱり映画が好きだから」
やっぱり映画が好きだから
赤ちゃん連れの方でも気兼ねなく映画鑑賞できる”ママズクラブシアター”。ご鑑賞前のお客様の荷物運びをお手伝いした時のこと。お客様から「出産後映画館に行く機会が減ってしまったから、ママズクラブシアターはとてもうれしい!これからも続けて下さい!」とお声をかけて頂きました。お客様に喜んでいただけたことはもちろん、私も”これからも頑張っていこう”と思えた出来事でした
Next Memories :「片道2時間と一瞬のハイタッチ」
片道2時間と一瞬のハイタッチ
私の勤める県には映画館がほとんどありません。ある時、2時間かけて当劇場にアニメ映画を観に来られたというご家族の、5~6歳位のお子様とお話しをする機会がありました。観る前の楽しみを隠し切れない様子にまず感動。そして観終わった後、「面白かった?」と聞いた時に「最高!」とハイタッチで答えてくれた事にも感動。正にGOOD MEMORIESでした。
Next Memories :「ちびっこコレクター」