TOHOシネマズでは、年齢や性別、勤務年数に関係なく、やる気と能力次第で誰もがキャリアアップに挑戦するチャンスがあります。社員一人ひとりの個性や自主性を尊重する自由闊達な社風の中で、社員の夢の実現をバックアップするさまざまな制度を整えています。
入社後は新人研修を経て、マネージャーとして劇場に配属されます。
劇場勤務を通じて一定の経験を積んでいただき、実力と自信がついたところで昇格審査を受け合格すれば副支配人、支配人へとステップアップすることができます。
その後、複数の劇場をマネジメントしたい場合はエリア責任者へ、劇場を支える仕事をしたい場合は番組編成部やマーケティング部などの本部社員として活躍するキャリアもあります。
社員のキャリアパスの例
キャリアアップ対談
TOHOシネマズは誰もがやる気と能力次第で挑戦・成長できる環境があります。2名の対話からTOHOシネマズでのキャリアについてお伝えします。
対談テーマ【チャプター】
TOHOシネマズの社員は、さまざまなキャリアパスを歩んでいます。
その例を3名ご覧ください。
※新卒は2019年から開始したため、下記の事例はすべて中途入社です。
CASE1.
副支配人 嶋田優介
(入社9年目)の例
自ら志願して経験を重ね、入社6年目で副支配人に
2013年(22歳)入社、マネージャーとして富山へ。ストア(物販部門)として売上アップに貢献し、任せてもらえる業務範囲も増えました。入社1年3カ月で大阪の中心地、梅田に配属。劇場リニューアルに合わせて接客改善に取り組み、イベント担当として関係各所との調整も経験しました。入社3年目には社内FA制度(社内での人材募集に応募し、合格すれば異動となる制度)に挑み、仙台の新店立ち上げマネージャーを経験。その後再び社内FA制度を活用して、より大規模で注目度も高い日比谷の新店立ち上げマネージャーとなり、社内外とのやり取りも数多く経験しながら、コンセッション(飲食部門)の研修計画を立案、実行しました。
副支配人になったのは入社6年目。岡南でスタッフ、マネージャー育成や、労務管理に取り組みました。その1年4カ月後には横浜の副支配人に就任。現在は中長期的な研修計画の立案をはじめとするスタッフのスキル向上に取り組むなど、入社当初からの目標である支配人に向けて奮闘中です。
Point
社内FA制度はキャリアアップのチャンス。積極性が評価されます。
※2020年取材当時の内容です。
CASE2.
支配人 木内渚
(入社12年目)の例
本社での勤務経験で広い視野を身につけ、支配人にステップアップ
2009年(26歳)入社、劇場マネージャーとして南大沢に赴任、スタッフの育成とストアでの商品管理を行いました。その約1年後、社内FA制度で上田の新店立ち上げマネージャーに。スタッフの接客指導に力を入れ、社内接客コンテストである「スマイルアワード」で3年連続全国劇場1位を獲得しました。入社6年目で、再び社内FA制度により新店立ち上げを経験。日本一の動員を誇る新宿で、担当するセクションに所属する約80名のスタッフをまとめながら、スタッフリーダー育成に取り組みました。2017年、柏で副支配人に。運営全般の管理を任され、とくに支配人とマネージャー、マネージャーとスタッフのつなぎ役としてコミュニケーションに努めました。
その後、社内FA制度を活用し、本社の運営推進室に異動して社内マニュアルの整備やシステム開発を担当。劇場勤務では見えなかった業務を経験することで、一劇場の立場ではなく、常に会社全体の視点で考えるようになりました。2019年には流山おおたかの森で支配人に。管理職として経営的な視点で劇場運営に携わりながら、本部での経験を活かし、自劇場という枠にとらわれず、新しい支配人像やキャリアアップの道について提案も行っています。
Point
劇場と本社、双方の勤務を経験することで多角的な視点を身につけることが出来ます。
※2020年取材当時の内容です。
CASE3.
エリア責任者 山口結登
(入社13年目)の例
リニューアルや立ち上げで支配人経験を磨き、7劇場を担当するエリア責任者に
2008年(31歳)、同業他社からの転職で入社。マネージャー時はコンセッション(飲食部門)を担当し、副支配人になってからはスタッフの労務管理や売場管理に従事しました。入社1年半で支配人として川崎へ。厳しい競争の中でさまざまな挑戦を重ね、当時公開した「人気のアニメ作品」の成績では、全国の映画館の中で興行収入1位を獲得しました。2011年には渋谷で既存館からシネコンへのリニューアルを担当。シネコンとしては小規模な6スクリーンの劇場を、連日満席、動員100万人の劇場へと成長させました。2013年には日本橋の立ち上げ支配人に。地域色の色濃い環境で、とくに入居先の施設や地域企業との関係性強化に力を注ぎ、こちらも2年目には動員100万人の劇場に育てました。2016年からは本部で運営研修室のトレーナーとなり、新人マネージャーや昇格対象者、産休明け復帰対象者を育成。人材育成の奥深さややりがいを感じました。
現在は7劇場を担当するスーパーバイザーとして、劇場を巡回しながら売上/損益管理、労務管理、営業活動等を支援。とにかくマルチタスクな毎日ですが、業界状況や経営の考えをダイレクトに把握できる立場を活かしつつ、より深い人材育成や開発に取り組んでいきたいと考えています。
※現在の人事制度ではない頃のキャリアステップを含んでおります。
Point
支配人としての経験が、スーパーバイザーや本社社員としての活躍に繋がります。
※2020年取材当時の内容です。
CASE4.
支配人 石黒広志
(入社10年目)の例
周囲と協力しながら育成経験を積み、チームを率いる力をつけて支配人に
2013年、通信事業の営業職から中途採用で入社。マネージャーとして初めて着任した渋谷では、先輩マネージャーや副支配人、支配人からサポートを受けつつ、チケット販売や軽飲食販売など4つに分かれた売場を走り回って劇場運営の指揮やスタッフの育成にあたりました。その後、FA制度に応募して仙台の新店オープンを経験。地域の新たなお客様を獲得するため仲間とともに創意工夫する中で、周囲から信頼を得る力をつけました。その後、新人マネージャーの多いららぽーと磐田でCS(接客)担当に。後輩社員やスタッフとのコミュニケーションに努め、指導育成、接客の改善に取り組みつつ、副支配人昇格に向けた勉強を始めました。
2018年、昇格試験に合格し、副支配人としておいらせ下田へ。マネージャーの指導育成や労務管理業務にあたりながら、支配人と協力しながらよりよい劇場づくりに努めました。2021年には新店立ち上げを経験した仙台に副支配人として戻り、「東北ナンバーワンの映画館」になった仙台で、その名に恥じない体制づくりに取り組みました。2022年に同じ仙台で支配人に昇格。映画館の経営を任され、チームを率いる責任をひしひしと感じておりますが、まずは会社や周囲からの信頼を得て責務を全うすることを最優先に努めたいと思っています。そのうえで、より高い視点を養い、複数の劇場を束ねるSVへのステップアップを目指しています。
Point
周囲の社員やスタッフと協力し、信頼を得ることが着実なキャリアアップに繋がります。
※2022年取材当時の内容です。