「すべての人と、GOOD MEMORIESを」障がい者雇用を通じて、多様性が輝く未来へ

私たちの想い

「GOOD MEMORIES」。それは、TOHOシネマズの基本理念です。
私たちは、お客様に良い思い出づくりの機会を提供することを目指しています。
そして働く私たちもまた、良い思い出を提供し合える仲間でありたいと考えています。
お客様が多様であるように、従業員にもさまざまな個性があります。
私たちTOHOシネマズは、障がい者雇用の取り組みを通じて、映画館に関わるすべての人たちと、良い思い出を共有したいと考えています。
TOHOシネマズの障がい者雇用は、障がいのあるご本人、会社、そして社会に対してさまざまな価値を提供しています。
障害のある方に対しては、業務経験を通じた「職業人としての成長」を。
当社においては、「多様性と活力のある組織への進化」を。
社会に対しては、「各地での雇用創出による共生社会の実現」を。
TOHOシネマズは、障がいのある方、そして社会とともに、これからも成長を続けていきます。
業務の指導をしている様子の写真

障がい者雇用状況と取り組みの経緯

TOHOシネマズでは、2008年より障がい者雇用を積極的に推進し、全国の劇場で1~2名の雇用を目標に取り組みを継続しています。2012年には雇用率3.96%を達成し、「日本HRチャレンジ大賞 奨励賞」を受賞するなど、外部からも高い評価をいただいております。その後もさらなる取り組みを進め、2024年6月時点で雇用率は4%に達し、定められた法定雇用率2.5%(2024年4月現在)を大きく上回る成果を上げております。

私たちは、障がいのある方々が安心して働ける環境を提供することで、社会参加の機会を広げることを目指しています。また、全ての従業員が互いに尊重し合い、多様性を活かした職場環境の構築を大切にしています。

障がい者雇用を支えるサポート体制

障がい者雇用に真剣に取り組み、個々人の特性と誠実に向き合うことで、働く人と企業双方が成長できる――。
TOHOシネマズは各支援事業所と連携しながら、障がい者の採用前から定着、さらには職業人としての成長へとつながる支援に力を入れています。
本記事では、現場における取り組み事例や工夫、さまざまな体験談を交えながら、障がい者雇用を通じて広がる新たな可能性についてご紹介します。
TOHOシネマズ 劇場支配人とLITALICOワークス 支援担当者の写真
障がい者雇用を支えるサポート体制について、LITALICOワークス様と当社劇場支配人が語りました。

当事者スタッフの声

現在、全国のTOHOシネマズではさまざまな障がい特性の方が勤務しています。
スタッフのアンケートやコメントから、働き方や、仕事のやりがいをご紹介します。

障がい者雇用の取り組み 紹介動画
「ともに、明日へ。ともに、未来へ。」

この動画は、TOHOシネマズが取り組んでいる「障がい者雇用」について、実際に働く当事者スタッフの声と、企業として、彼ら・彼女らと共に成長していきたいという思いを伝えたいと考え、制作しました。
ともに、明日へ。ともに、未来へ。 TOHO CINEMAS.
  • 画像をクリックすると動画が再生されます。音声が出ますのでスピーカーの設定にご注意ください。
  • 動画がうまく再生されない方は、こちらをクリックください。
外部から評価いただいた当社の取組み実績について紹介します
受賞歴・講演
障がい者雇用への取り組みが評価され、以下のような成果を結んでいます。
2020年1月
日本障害者リハビリテーション協会主催 JICA研修生への講演
2019年12月
全トヨタ販売労働組合連合会 勉強会にて講演
2018年9月
NHKラジオ第2「視覚障害ナビ・ラジオ」にて本社取材インタビュー放送
2017年7月
厚生労働省職業安定局主催「障害者支援経験交流会議」にて講演
2012年6月
第1回 日本HRチャレンジ大賞 受賞
人材領域で積極的にチャレンジしている企業を表彰する「第1回 日本HRチャレンジ大賞」にて、障がい者の採用および育成への取組みが、ノーマライゼーション社会の実現に向けた優れた取り組みであると評価されました。
第1回 日本HRチャレンジ大賞 授与式の様子